ADMIN MENU ≫ | IMAGE | WRITES | ADMIN
[本・(小説)]東野圭吾 の記事一覧
スポンサーサイト 
--.--.--.-- / --:-- 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
赤い指 
2006.09.16.Sat / 23:50 
赤い指 東野圭吾/著
赤い指
 直木賞受賞後の作品。やっぱり東野サン面白い!
タイトルの「赤い指」の意味がラストで明かされる。
殺人を犯した息子を守るために父親が策略したことは…。
痴呆の母を犯人に仕立て上げた夫婦が刑事と向かい立つ。

 老人介護や、夫婦、子どもの教育、どの家でも少なからず小さな波風が立つ。色々な問題をかかえながらも「家族」は絆を確かめあい寄り添っていくものではないだろうか。
 妻と母の確執を見てみぬふりをしかかわらないようにし、息子に対しても夫婦とも祖母を敬うことを教えてこなかった。
わが子を守るため必死になっている夫婦の哀れさが何ともいえない。
 加賀刑事がこの夫婦に一縷の望みをかけて展開するラストは、見えなかった真実が明かされ胸がつまった。
また、事件と並行して加賀刑事と父親との関係も描かれていて、クールな加賀の内面と、父との家族像も心に沁みる。
 
 ここ最近、子が親を殺すニュースが続いていた。そんなときにこの作品を読んだので改めて家族の心の繋がりに感じ入ることができた。

スポンサーサイト
今度こそ… 
2006.01.06.Fri / 22:46 
芥川・直木賞候補が発表された。
直木賞は東野圭吾でしょう。たぶん…  東野圭吾ファンとしての希望。

手紙弟の学資を工面するために、兄は殺人を犯し服役する。その後弟は殺人者の身内として非常に辛い人生が待っていた。獄中の兄からの手紙に返事を書くこともしない。何の迷いもなく兄弟の縁を断つことができればいいのだが、兄が殺人を犯したのは自分のため…という負い目も捨てきれない。就職、恋愛、結婚、人生の節目節目に弟は世間から「差別」を受けていく。
「殺人を犯したのは兄であって本人とは関係ない!」とは思う…。もし自分の環境に存在していたらと考えると、かすかな欺瞞がある。就職先の社長の「我々は君のことを差別しなきゃならないんだ。自分が罪を犯せば家族をも苦しめることになる」言葉に、?となったが被害者側の立場に立った時その気持ちは当然あるだろうと思う。ラストで思いがけず兄弟が会う場面、特に兄の姿に涙が出る。
本書の対極にあるのが「さまよう刃」。少年らに娘をレイプされ殺された父親の復讐。少年犯罪を絡ませ、被害者の立場から描いた作品。読み進んでいく中、父親にどんどん感情移入していってしまう。法治国家といへどもこの父親には復讐を果たしてあげたい気持ち。今日の少年犯罪についても考えさせられる。

容疑者Xの献身直木賞候補作。容疑者の純真な愛が殺人に加担し、完全犯罪を遂げようとするのだが…。数学教師と物理教授湯川の頭脳対決。が、大学の同窓生である容疑者を解き明かしていく湯川の苦悩がせつなかった。数学一筋で生きてきた容疑者の「献身」は純愛とよべるかな…?
東野さんも理系の出身。理系が強い人は以外と繊細で、情緒的感性は鋭いのかも。素直で純粋な感じがする。

東野圭吾サン、ますます目が離せない。これからも読ませてもらいやす。

| BLOG TOP |

プロフィール

はいびすかす

Author:はいびすかす
今日も物語とともに。

  


にほんブログ村 本ブログへ



カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

リンク

MyblogList

ブロとも申請フォーム

ブログ内検索


CopyRight 2006 読書のおと All rights reserved.

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。