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[本・(小説)]重松 清 の記事一覧
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四十回のまばたき 
2006.03.22.Wed / 14:55 
四十回のまばたき 重松清/著
四十回のまばたき
 売れない翻訳家、圭司は妻の玲子を事故で亡くし、その後冬の間は「冬眠」するという奇病(季節性鬱病というらしい)をもつ義妹、耀子と暮らすことになる。玲子の事故は情事の帰りだったことを知り愕然とする。また、耀子が妊娠し、いつものように圭司宅に冬眠に訪れ父親になってくれるよう言われる。

耀子との関係、圭司の冷静でバランスのとれた定規的?な優しさが二人の姉妹にとってはずいぶん都合のいい男のように思う。
 今まで読んだ重松さんにしては、ちょっと違った印象だったけど、若い頃の作品のようで少し理屈っぽいと感じがした。玲子との関係もどちらかというと淡白で、料理が上手くて妻の仕事を理解をしてくれて、そんな夫婦はどこにでもいるのかもしれないけどどうにも、この主人公にあまり感情が湧かなかった。
 それでも、「僕には何も伝えるものがない、誰かに何かを伝えるのが下手くそだ」と思っていた圭司が、春には冬眠から覚める耀子と、生れてくる子どもに、「家族」の話を真っ先に伝えようと春にむかっていく気持ちが清々しかった。

 物語の耀子ではないけど、どうにも眠い…。いくら寝ても足りないくらいだ~。
睡眠不足はお肌の敵なのになぁ。
「時間」の使い方が下手なんだ。わかっているけどつい、やるべき事を後回しにしてしまうから夜更かしに。
 元気出ないや。。


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きみの友だち 
2006.03.05.Sun / 23:56 
きみの友だち 重松清/著
きみの友だち
 この本を読んで、自分の少女時代を思い出した。小学校の頃「はないちもんめ」の遊び、「どの子がほしい」「○○ちゃんがほしい」と自分が選ばれなかったときのこととか…ほんのささいなことだけど、あの時期は皆からはずれるのがいやなものだった。今でいう陰湿な「シカト」ほどではなかったけど、気の合うもの同士が自然にグループを作り時には小さな小競り合いもあった。そんな集団生活の中で自分のとっての「友だち」を作っていった。
 主人公、恵美ちゃんにかかわっていた決して多くはない友だちや、弟のブンちゃんやその友だちの物語を、ある人物が語っている。「とある人物」も、ちゃんとラストに登場。ぐっとくるいい場面なのである。
恵美ちゃんは交通事故をきっかけに仲間からはずれてしまう。でも大切な本当の友だちとは何だろうと考え、気づく。

「一緒にいなくても寂しくない相手のこと」


遠く離れていても心の中で存在していること。私にもそんな友だちがいる。いくつになっても大事な友だちだ。

 恵美ちゃんは、大切な友だち由香ちゃんを喪ったけど空をみあげればいつでも笑ってみてくれているのを感じる。ラストは澄み切った青空のようにさわやかな気持ちで胸がいっぱいになった。

卒業 
2006.03.03.Fri / 21:53 
 3月1日、高校の卒業式があった。その日は学校の式典から、昼は吹奏楽部の卒部式。そして夕方から吹奏楽部卒業生、保護者、顧問の先生、総勢60人余の謝恩会。
卒部式も涙と笑いと感動のひとときだった!いつもながら子どもたちの合唱は素晴らしい。ここの部は楽器を吹くだけでなく、合唱も評判がいい。三年生たちのメモリーを回想した写真が映し出され、バックで「涙そうそう」の合唱。キーボードでイントロが聴こえた瞬間、お母さんたち既にハンカチで目をあてていた。
 この三年間、子どもたちからたくさんの感動を貰った。素晴らしい環境の中で吹奏楽ができるなんて羨ましかった。「卒業」だけどまた新しい道へのスタート。頑張れ、子どもたち!

卒業 重松清/著
卒業
好きな作家のひとり重松清さん。「家族」をテーマにした作品が多く、ほぼ同年代ということもあって共感して読んでいつも泣かされているのだ。この本は去年の今頃読んだように思う。
四つの物語があって、印象に残ったのは「まゆみのマーチ」。母親の臨終に立会った兄妹、五歳違いの妹まゆみは、学校に適応できず周囲の大人に理解されにくい存在だった。母親だけは決して深刻にならずいつも娘に寄り添っていた。どんなに時間がかかろうとも叱ることなく急かすことなく、無二の愛情を与え続ける。「母親がこんなに甘やかすから社会人となっても妹は…」という思いを抱いていた兄、幸司。まゆみには母が歌ってくれた「まゆみのマーチ」は心の拠り所と言ってもいい。この歌がどんな歌だったのか聞かされて初めて、子にとっての親のあり方を気づかされる。そして自分の息子の心に想いを馳せる。

 先日、水谷さんは子どもには、「どんなことがあってもあなたの味方だよ」と安心感を与えてと話していた。
 
 母が歌うマーチは、無償の愛の歌。
何度読み返しても、自分の親を思い子を思い、涙があふれる。

 

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