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[本・(小説)]伊坂幸太郎 の記事一覧
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死神の精度 
2006.11.27.Mon / 23:58 
 週末に家にやってくる我が愛息。彼が楽しみにしているのが、今連載中の新聞小説。
伊坂幸太郎の「オーファザー」(のタイトルだったと思う…)
“伊坂さん面白い!”と絶賛している。
細切れに読むよりも、単行本になってから読めば?と言ってみたけど
一日の始まりの楽しみがいいらしい。
某国営放送の朝の連続ドラマと同じような感覚かも。

 伊坂サンは、積読が多いのです。いつでも読める、、なんて思っているから増えるばかり。
で、今頃「死神の精度」。やはり愛息が絶賛しているとおり、これも面白かった。

死神の精度 伊坂幸太郎/著
死神の精度
 千葉という名の「死神」が主人公。彼の仕事は事故死や事件に巻き込まれて亡くなる予定の人間を7日間調査し、死ぬべきかどうかを報告すること。「可」であれば死が実行され「見送り」であれば寿命まで生きる。
タロットカードのような死神をイメージするけど、この千葉さん何だか憎めない。
唯一の楽しみがミュージック!CDショップでヘッドフォンをして視聴をしている死神なんて…。意外。
「人間の死に興味はない」とあくまでも冷たいというかクールな中にも、そろっと人間の温もりも学んでいるようでそのボケた様子に好感がもてる。
 
 6つの短編は最後でまた、ああ…そうかと思わせてくれる。
あっ、あの時のね。。よかったぁとほっとしたのだった。
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思い込みの「終末のフール」 
2006.08.20.Sun / 22:59 
終末のフール 伊坂幸太郎/著
終末のフール
 ずっと見ていたはずなのに、手にしたはずなのに、思い込みって怖い!…
なんてね。大したことじゃないけど。
週末のフール」とばかり思っていた。読んで初めて、あれ?終末かと。。
先日の盆休みもてっきり17日までと、当日の朝まで気づかなかったアタクシ…。17日からお仕事だったよ。

 伊坂サンの本は図書館の棚には並べられていない。ぜーんぶ貸出し中なのだ。この本だって予約いれたのが5月!忘れた頃にやってきた。
 8つの連作短編。8年後に小惑星が落ちてきて地球が滅亡すると発表されて5年後。
ヒルズタウンに住む人たちの物語。
3年後に小惑星が衝突して世界が滅亡するといわれたとき、人はどのように生きていられるだろうか。
 子どもを理解することができなかった父親、子どもを授かったのにこの状況の中で産むかどうかを思案している夫婦、置き去りにされて自殺した両親、妻を殺され自殺を試みる男。。
世の中が普通でなくなっている中で、いろんな状況を抱えている人たちだけどどこかしら、「救い」を感じる。
世界に終わりがやってくるのは間違いのないことかもしれない。それでももしかしたら惑星の軌道がずれるかもしれない。
「生きよ」「みっともなくてもとにかく生きろ」と教えてくれる8作目の「深海のポール」が好きだ。
「鋼鉄のウール」の苗場さんらしきボクサーが登場するのも印象に残った。淡々と日常のトレーニングを当たり前に過ごしている。力強く…。

 どんなことが起ころうと、愛するものとささやかに生きていたい。
魔王 
2006.03.27.Mon / 13:59 
魔王 伊坂幸太郎/著
魔王
 伊坂幸太郎さん、今人気の作家さんなのだとわかる。
図書館(本館)には一冊も並べられていないのだ。全部貸し出し中でなかなか順番がこない。が、先日の土曜日、家の近くの分室に行ったら、あった!それもつい先ほど返却されたばかりの「魔王」。予約入れてなかったのにラッキーだった。

「考えろ考えろ」と主人公、安藤の何事も考察する場面が印象的。能天気な私からすると、安藤のような人と話していたらきっと、気楽にいこうぜ~って思わず肩をぽんぽん叩くかも。。
何といっても、安藤兄弟がとても好感持てる。「重力ピエロ」に出てくる兄弟もいい味出しているけど、伊坂さんの物語は姉妹よりも兄弟の方が魅力的に活きるのだろう。 
 ファシズムやムッソリーニ、国民投票、愛国心…政治的な言葉が前面に出ているけど、そんな中で詩織ちゃんの「消灯ですよ」という言葉が可愛くて微笑んでしまった。安藤はその言葉を胸に永い眠りについてしまうのだけど…。
 兄の死後、弟くんのお嫁さん詩織ちゃんの語りで物語が進む「呼吸」。兄は「腹話術」という能力を持っていたが、弟にも不思議な能力が備わる。それを生かして弟は何かと闘おうとしている。
詩織ちゃんは思う。『未来は晴朗なものなのか、荒廃なのか』と。
 蜜代っちが語るムッソリーニの愛人、クラレッタのスカートのめくれのエピソードも感動。
 
 周りに流されない、自分が信じていることを正しいと思うことを発言したり行動できる意思を持つことのできる人は果たしてどれくらいいるだろう。あなたはどう?と、彼らから問われている気がした。
 
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