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[本・(小説)]中沢けい の記事一覧
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楽隊のうさぎ 
2006.04.17.Mon / 14:54 
楽隊のうさぎ 中沢けい/著
楽隊のうさぎ
 学校にいる時間をなるべく短くしたい、と決めていた中学一年生の奥田くんは自分を防御する術に心の中に感情を塗り込める左官屋がいた。なんとなく吹奏楽部に入部し、ほどなく左官屋の代わりにうさぎが住み着く。吹奏楽を通して成長していく少年の物語。
 著者が中沢けいさんと知って少し意外だった。高校時代、「海を感じるとき」を読んだ印象が強かったので、時を経てこういう小説も書くようになったのかなと思った。彼女のデビュー作で「子宮感覚で描く」などという言葉に惹かれて手にし、子宮感覚って何だろうなぁとわくわく?しつつ読んだのだった。
当時の女子高生のアタクシには、同じ10代の女の子が書いた小説ということで、衝撃的だった。
今読み返してみると、当時としてはずいぶん背伸びした小説だったのではなかろうか。
あれ以来中沢さんの小説とは疎遠だったけど、彼女も少女から大人へ、そして今は母性豊かな女性となり作風にも少年少女たちへの思いがあるのだろう。
 
 奥田クンは花の木中学校吹奏楽部でパーカッションを担当することになり、次第にブラスに魅了されていく。吹奏楽部員のあこがれの「普門館」(吹奏楽コンクール全国大会開催場所)をめざしていく練習風景がなつかしかった。
 私はクラリネットを吹いていた。入部始めの頃はマウスピースだけの練習だけで、つまらないものだったがその基礎をきちんとやらないことには上達しないのだ。私の中高ブラバン時代は花の木中学校のような全国出場常連校ではなかったけど、コンクール前の雰囲気や部活内の人間関係に煩わせながらも皆で一つの音を作り上げるという気持ちは同じ。
吹奏楽に関わっていただけに楽しく読めた。
奥田くんの心の代弁者うさぎちゃんがひょっこり登場してくる場面も好きだった。
作中に出てくる音楽について中沢さんが公式サイトで解説してある。
物語の舞台裏を知ることができてとても興味深かった。

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