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[本・(小説)]角田光代 の記事一覧 | |
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名前 |
2006.06.16.Fri / 22:41 | |
Presents 角田光代/著![]() 角田光代さんの短編集と、松尾たいこさんのイラストがマッチしていてまさに、この本を誰かにプレゼントしたくなる。装丁もカワイイ! 子供の頃の思い出や、母親のこと、失恋、結婚、離婚、女性の一生の中で貰うさまざまなプレゼント。形のあるものであったり、心にずっと残っているものであったり…。 12話の中で特に印象に残ったのが、「名前」。 一番最初に貰うプレゼントが名前。「春子」は地味で年寄りじみた自分の名前がいやで、春子なんて名前は捨ててしまおうとこっそりノートの裏に新しい名前を書いたりする。 それでも、どうしたって春子、春子のまま思春期を過ぎ、春子のまま大人になった。 私もずっと自分の名前が嫌いで、人前で名前を言うのが苦痛だったくらい。 アタクシの場合は、どうしてありふれた名前にしてくれなかったのかと母に文句を言ったこともある。 あれは小学校2年生の頃…算数のテストで答案用紙に違う名前を書いたことがある。それも「あきこ」。。(-_-;) 今考えると恥ずかしぃ~。○○子という名前に憧れていたのだ。 春子は初めての出産の際、病院に向かうタクシーの中で満開の桜や澄んだ青空、春の美しい景色に感動し母親が自分を産んだときもこんなにまるごと春だったのだろうと気づく。お腹をさすりながら、
私の名前の由来を聞いたとき、両親は「心のきれいな人になるように」と名づけたそう。 そんな親の気持ちを傷つけてしまった小学生の私。。(反省) スポンサーサイト
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