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2006年04月の記事一覧
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さよならの代わりに 
2006.04.30.Sun / 23:59 
さよならの代わりに 貫井徳郎/著
さよならの代わりに
 久しぶりにタイムスリップもの。こちらの作家さんは初めてとりかかる。「慟哭」や「プリズム」「追憶のかけら」…と面白そうだなと思っていた。まず初めにこちらから、というより貸し出し中が多かったのでたまたま本棚で残っていた。
 劇団「うさぎの眼」の主宰者、新條雅哉が殺人事件の犯人として逮捕される。主人公、白井和希は未来からタイムスリップしてきた祐里と真犯人を追う。彼女にとっては祖父にあたる新條の逮捕を防ぐために…。
 物語の展開がある程度読めてきて、犯人もたぶんそうだろうなと思っていたらぴったり当たった。(-_-;)
主人公の和希がお人よしで、あまり女の子の扱いに慣れていなくて祐里のペースにいつの間にか乗せられていくのがちよっと安易すぎるかなとも思ったけど、彼女にとっては和希でなければならないのがお決まりのタイムスリップものである。
 どんなに避けようとしても「歴史は変えられない」と祐里のセリフがせつなかったけど、さよならの代わりにささやく祐里の言葉がさわやかだった。
 貫井作品、次を読むのが楽しみ!
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ナツコ 
2006.04.29.Sat / 22:59 
ナツコ-沖縄密貿易の女王 奥野修司/著
ナツコ―沖縄密貿易の女王
 「ナツコ」という名前の従姉がいるので…と単純な理由から読んだ。
表紙の写真が夏子さん。眉が太く彫りの深い、典型的なウチナンチュの顔立ちだ。
‘闇商売の女親分’と呼ばれ、類まれな商才で密貿易のボス的存在だったという。戦後の昭和21年から6年間ほど沖縄が密貿易に関わっていた時代があった。そこで君臨していたナツコの人生を追ったノンフィクション。
 戦後貧しいアメリカ統治下の中で、台湾や香港を舞台に闇商売を展開していたことに驚かされる。ナツコに頼まれると大の男でもハイハイと聞いてしまう。ぶっきらぼうで男っぽい性格だけど、どんな相手でも見下すことはしなかった。困っている人には他人からお金を借りてでも面倒をみてあげたナツコさん。
気風のいい女性というイメージを持ったけど、「資料が乏しくて仕事が何度も頓挫しつつあった」と著者が書いているように、いまひとつナツコさんの人となりが薄いような気持ちを抱いたのも事実。
 
 唐の世から大和の世、大和の世からアメリカ世…と風刺され、歴史に翻弄された沖縄の一人の女性の短すぎる一生(38歳)を思うとき、いつの時代でも、一度きりの自分を自由に輝かせることのできる人生でありたい、と思わずにはいられない。

ミスユニバース 
2006.04.27.Thu / 12:53 
 MSNニュースで、ミスユニバース日本代表決定の記事があった。
代表は英語、ドイツ語、フランス語が堪能な沖縄出身の女性。名前が「くらら」ちゃん。可愛い!
まさに才色兼備!天は二物も三物も与えているよね。写真も載っていたけど、準ミスの方たちも皆、身長が170cm以上あって劣らずきれ~い。
 最近は容姿だけでなく、内面も問われているようで語学力は結構強みみたいだ。
世界の中でいかに日本をアピールできるか、彼女たちは十分その素質を持っている。
 沖縄タイムスにもこんな記事。
ミス・ユニバース・ジャパンは外面的な美を備えるだけではなく、エイズストップ基金などを通し社会奉仕活動のリーダーの創造も目指す趣旨もあるという

 「美人は得」て言うけど、一理はあるかな…。。

「人は見た目が9割」っていう本がある。いつか読んでみよう。
多忙につき 
2006.04.23.Sun / 23:57 
 新年度になって繁忙期を迎えた。年度末決算や前年事業報告書作成など、やるべきことがた~くさんなのだ。。
先週から土曜日も出勤してせっせとお仕事に励んでいる。仕事熱心ですごいぞワタシ。
休日出勤の方が平日よりも倍ははかどる。電話は留守電だし余計なことで中断されることがないから。それでも結局、予定の分まで終わらず家に持ち帰ってしまった。
昼からキーボードを怒涛のごとく叩いてどうにか目処がついてすこし、ほんの少し安心…。えらいぞワタシ。
 
 読みかけの本が気になるけど、一度読み出したらずるずるとあとにひけなくなってしまうので我慢している。
 ところが、つい気分転換に読んでしまった。涙していた!
家族の食卓1・2 柴門ふみ/著
家族の食卓 (1)  家族の食卓 (2)

 夫婦間の事や、子どもの事、小さな愛から大きな愛…。身近にいる家族のどこにでもある物語。
そうそう…と思い当たることも。

柴門さん、夫君である弘兼さんも夫婦そろって良い漫画家だなぁ。
   
ピアノソナタ 
2006.04.20.Thu / 23:14 
ベートーベンピアノソナタ・テンペスト

 ピアノ曲の中で、とても好きな曲がベートーベンの「テンペスト」。
ピアノが弾けないので流れるように弾いている人を見ると、羨ましくなる。
数あるピアノ曲の中で、ショパンでもなくサティでもなくベートーベンなのである。
学生時代のある日、たまたまこの曲を耳にし一瞬のうちに魅了させられた。弾いている人までもが天使のようにみえた。
 
 心の琴線に触れるというのはこのような事だと思った。いつか自分も弾けたらなぁとピアノを買った…。子どもが数年弾いただけで、今は狭い部屋を占領し沈黙したままだ。。

「私はピアノよ」と存在感を十分示しながら。

陰日向に咲く 
2006.04.18.Tue / 15:04 
陰日向に咲く 劇団ひとり/著
陰日向に咲く
 うちはテレビがない。。なので同僚にテレビ番組の話を振られてもわからないことが多い。唯一、昼休みに職場に置いてあるテレビをみるくらいなもの。普段は本読んだり、あるいは…疲れて横になっていることが多いのでそんなに不自由は感じない。代わりにパソコンテレビやラジオを視聴している。
 「劇団ひとり」ももちろん知らなかった。芸人さんの名前なんだ。
プロフィールには、「総勢十名のキャラクターを演じる一人芝居で注目される」とある。それで劇団ひとりなのかな?
人気のある芸人なんだろうか…図書館で予約して一ヶ月、ようやく順番がきた。初めて書いた小説らしい。
 5話の短編がある。一話の「道草」ではホームレスにあこがれるサラリーマンが実際にホームレスを体験し、気づきを得て再び実社会に戻っていく。ほら吹き先輩ホームレス「モーゼ」に懐き尊敬の念を持つものの、ラストのひと言は、まさにこちらも、してやられたと思わずにはいられない。
5話の登場人物がそれぞれ繋がっていて、「ああ、あのときのあの人かぁ」と、さてどうなんだ…と展開が楽しみだった。
男にていよく遊ばれるカメラマン志望の愚かな女の「ピンボケな私」では「ミキ」に、してやられた。
それから、小心者のギャンブラー男や、才能のないお笑い芸人など、登場人物は皆ダメダメな人たちばかりだけど、生きることのひたむきさにほろりとなった。物語のラストにはまたもや「おお~」っとつぶやいたのだった。
 それぞれの短編が連作になっているので飽きることなく楽しめた。

 今度、劇団ひとりさんの芸もみてみたい。テレビ買ったときには。


楽隊のうさぎ 
2006.04.17.Mon / 14:54 
楽隊のうさぎ 中沢けい/著
楽隊のうさぎ
 学校にいる時間をなるべく短くしたい、と決めていた中学一年生の奥田くんは自分を防御する術に心の中に感情を塗り込める左官屋がいた。なんとなく吹奏楽部に入部し、ほどなく左官屋の代わりにうさぎが住み着く。吹奏楽を通して成長していく少年の物語。
 著者が中沢けいさんと知って少し意外だった。高校時代、「海を感じるとき」を読んだ印象が強かったので、時を経てこういう小説も書くようになったのかなと思った。彼女のデビュー作で「子宮感覚で描く」などという言葉に惹かれて手にし、子宮感覚って何だろうなぁとわくわく?しつつ読んだのだった。
当時の女子高生のアタクシには、同じ10代の女の子が書いた小説ということで、衝撃的だった。
今読み返してみると、当時としてはずいぶん背伸びした小説だったのではなかろうか。
あれ以来中沢さんの小説とは疎遠だったけど、彼女も少女から大人へ、そして今は母性豊かな女性となり作風にも少年少女たちへの思いがあるのだろう。
 
 奥田クンは花の木中学校吹奏楽部でパーカッションを担当することになり、次第にブラスに魅了されていく。吹奏楽部員のあこがれの「普門館」(吹奏楽コンクール全国大会開催場所)をめざしていく練習風景がなつかしかった。
 私はクラリネットを吹いていた。入部始めの頃はマウスピースだけの練習だけで、つまらないものだったがその基礎をきちんとやらないことには上達しないのだ。私の中高ブラバン時代は花の木中学校のような全国出場常連校ではなかったけど、コンクール前の雰囲気や部活内の人間関係に煩わせながらも皆で一つの音を作り上げるという気持ちは同じ。
吹奏楽に関わっていただけに楽しく読めた。
奥田くんの心の代弁者うさぎちゃんがひょっこり登場してくる場面も好きだった。
作中に出てくる音楽について中沢さんが公式サイトで解説してある。
物語の舞台裏を知ることができてとても興味深かった。

中沢けい公式サイトトピックス

今夜は心だけ抱いて 
2006.04.13.Thu / 14:53 
今夜は心だけ抱いて 唯川恵/著
今夜は心だけ抱いて
 仕事中心で家庭との両立ができず、娘を残して離婚した柊子は元夫の海外転勤により娘、美羽と暮すことなった。娘と数年ぶりの再会の時、エレベータ事故で母子の体が入れ替わってしまう。17歳の体になった母と47歳の体になった娘の物語。
 このような「入れ替わり」シチュエーションって東野さんの「秘密」、それを真似ているとさえ言われた浅倉卓弥「四日間の奇蹟」。昔、大林監督の「転校生」とか。その類は嫌いじゃないのでどれも面白い。恋愛小説の旬な作家さんと言える唯川さんだけに、柊子と美羽が繰り広げる恋愛に嵌って読んだ。
 柊子の場合は、47年の人生を学習してきたわけだから、若い美羽の体を借りてできなかったことを始めるのはある程度たやすいことだ。美羽は、中年の体を扱うことにしんどさを感じながらも、大人にしか味わうことのできない自由さも味わう。(未来がある美羽にはメリットはそれぐらいなものよね)心と体のバランスをどうにかとり、二人が経験する恋に自分も重ねながら読むことができて面白かった。

 娘というものは母親にとって頼れる存在だ。女友だちでもあり姉妹のようにもなれる。どちらかというと息子よりも言いたいこといえるし…。私の場合。
ただ、柊子が彼女に想いを抱いている須加と関係を持つ場面があるが身体は美羽であり、私は「母」という立場からすると複雑だった。

 さて、二人は元に戻れるか?
幸せになってほしいなと思いながらも美羽の決心、美羽が選んだ人生に共感できるか、祝福できるだろうか…
きいろいゾウ 
2006.04.11.Tue / 14:04 
きいろいゾウ 西加奈子/著
きいろいゾウ
 夫の名前は「無辜」、妻は「妻利」。ムコさん、ツマさん、と呼び合っている夫婦の物語。
駆け落ち結婚の二人は、ムコさんのお爺さんが住んでいた田舎で暮している。若者が住みつかない町だけど、ツマさんは犬や鶏、ムカデ、木々と対話しながら大好きなムコさんと穏やかに生きていた。ある日、ムコさんに昔の恋人の夫から手紙がくる。
それを境に二人の気持ちに少し風穴があいてしまう。ツマさんは動物、植物、と対話するのが日課となっていて、それを側でみているムコさんはツマさんの世界を尊重している。ツマさんは平凡な人からみれば「不思議ちゃん」。自分の伝えたいことをうまく「普通に」表現できない。唯一、ツマさんの言わんとすることをわかっているのがムコさんだ。
 

ムコさんが結婚しよう言うたあの瞬間に、ぱちりと合うた。収まった、ゆうんかな・


長年連れ添ってきた夫婦には「あうん」の呼吸ができるというけど、そこまでに到達するには凪もあれば嵐もある。作者が若いせいなのか、ムコさんツマさん夫婦がとても子どもっぽく感じるのは私の方が結婚歴長いからか。伝えたい言葉が見つからず泣くツマさん。蜂に刺されて、慰められるのが心地いいからとますます泣くツマさん。。(泣きすぎだよ)

ムコさんの背中の鳥のタトゥーとかつての恋人の過去、自殺した叔母、ない姉ちゃんのトラウマを克服したときふたりはまたすっぽりと一つの入れ物のように収まる。
 物語と同時にきいろいゾウと女の子のお話が挿入されて、「夫婦の物語」というより、童話を読んでいるような気がした。
吹奏楽とわたし 
2006.04.10.Mon / 12:34 
 昨日、本の感想をさらさらと綴っていたのに…なぜか一瞬のうちに消えてしまった!なして?何で?どうして?
突然にネットが繋がらなくなった。モデムをみるとADSLのボタン(?)が点滅していてその上、IP電話も繋がらない!この状態今に始まったことではない。ほぼ、3ヶ月に一回はこうなる。そのたびにカスタマサービスに電話して回線をチェックしてもらう。NTTの基地局との距離に問題があるとか…。
IP電話、安いのはいいけど、あまり安定しないのだ。。時々、通話がとぎれてきこえたりもするし。
それともうちの地域だけなのかな。そんなに辺鄙な所じゃないのに。NTTさん、もう少し努力してみてよね。 で、更新したら最初に戻ってしまい文章が消えた。はぁ~、一度登録しておけばよかった。
 
 長男の吹奏楽部の定期演奏会のDVDができた。16日には見られそうで楽しみ。
アタクシも昔は吹奏楽部員。中、高校と6年間続けた。クラリネットからアルトサックス、そしてまたクラリネットに。コンクールは良くて銀賞どまり、部員数の減少で部の存続も危うい時期もあったけど楽しかった。近隣の学校の定演も必ず行って刺激を受けた。あの頃って純粋だから感動も大きくてもっと上手くなりたい、もっとすごい演奏会がしたいと思ったものだ。卒業して楽器に触れる機会はなくなってしまい、もう現役のようには吹けなくなってしまったけど、自分の子どもも吹奏楽に関わってくれたおかげで随分楽しませてもらった。
 放課後になると近くの校舎から楽器の音が響く。今でもブラスの音色に心動かされる。

 「楽隊のうさぎ」 ただ今読書中。
沖で待つ 
2006.04.05.Wed / 00:03 
沖で待つ 絲山秋子/著
沖で待つ
 芥川賞受賞作。予約から2週間ほど待ってやっと順番がまわってきた。
絲山さんの会社員時代の様子は、こんな風だったのかなと思った。
「逃亡くそたわけ」もそうだったけど、こちらでも福岡が舞台。天神の繁華街の様子や博多弁、食べ物…など、きっと絲山さんが出会ったものなのよね。
 福岡に転勤になった「私」(及川さん)と、同期の太っちゃんとの出来事がじんわりときた。文体が「です・ます調」なのでその影響もあるのだろうか。
 お互い気が合って頼りになるのに恋愛には発展しない。
太っちゃんにはちゃんと好きな人がいて(社内恋愛)結婚しながらも奥さんに向ける愛情とは違う別の愛(?)が感じられて、こんな男と女の関係もいいなぁと思った。やはり、愛情というより「友情」なのかな。

 太っちゃんとの約束…。不慮の事故で死んでしまい皮肉にもそれを実行しなければならなくなった及川さん。太っちゃんの単身アパートで、死んだ太っちゃんと会話している場面がほのぼのながらも悲しかった。
 また九州を舞台に、長編を書いてほしいな。絲山さん。
 
再び さくら 
2006.04.02.Sun / 23:56 
桜   20060402031630.jpg


 昨日、以前住んでいた隣町の小城公園に行った。あいにく曇り空で少し肌寒かった。
結構花見客が多くて木の下でお弁当を広げていて、美味しそうだったなぁ。
 小城公園は初代小城藩主の鍋島元茂が造った庭園で「さくら名所100選」に選ばれている。
桜だけでなく蛍も生息しており今から楽しみ。17年ほどこの街に住んだ。静かな佇まいで風光明媚なところだ。
 写真は、子どもの携帯カメラを拝借したけれどあまりよく撮れていない!
デジカメ…本気で欲しいよ。。

 上手な人が撮るとこんなにきれい。
   598c8608.jpg
photo: by BLOGわん
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今日も物語とともに。

  


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