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僕たちの戦争 
2006.06.05.Mon / 13:58 
僕たちの戦争 荻原浩/著
僕たちの戦争
 2001年アメリカの同時多発テロが起こった年、尾島健太はバイトをクビになり気分転換にサーフィンに出かけ大波に呑まれてしまう。気づいた時彼が見たものは1944年戦時中の日本。
同じころ、1944年、飛行術練習生の石庭吾一は操縦を誤り墜落し気がついた場所は2001年の日本。入れ替わるように過去と未来にタイムスリップした二人が、それぞれの時代で順応していこうとする様子にクスッと笑いまた、ほろりとなった。
 軍国主義の教育を受けてた吾一にとって、未来の日本は眩いばかり。今どきの若者のファッション、無秩序なふるまいに嘆く。
 

五十年後の日本は、多すぎる物質と欲と音と光と色の世界だった。 謙虚も羞恥も謙譲も規範も安息もない。 これが、自分たちが命を捨てて守ろうとしている国の五十年後の姿なのか


 命を捨ててまで守ろうとした国は、物欲に溺れ心がない。吾一の思いが胸に迫り悲しかった。
 平成の若者、健太は戦時中の軍隊の中でひたすら厳しい訓練を経験していた。上官の理不尽なしごきに耐え、自分よりと同年代の若者たちが律儀に命令に従い自ら国のために命を捧げる思想を理解できない。
でも、健太は悟る。好んで死ぬやつなんかいない。皆、死にたくないと思ってる。
 

正しい戦争なんて、どこにもない。戦死に尊いも賤しいもない。



健太のセリフがこの作品のテーマではないだろうか。
 戦争がテーマになると重くなりがちだけど、健太の両親や恋人のミナミちゃんのキャラクターが微笑ましくてストーリーを追うのが面白かった。
これまで読んだ荻原さんの作品の中でイチオシ!

 
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著者:荻原浩 2001年9月12日、バイトを辞め、恋人のミナミとも喧嘩をしている
2006.06.20.Tue .No4 / たこの感想文 / PAGE TOP△

僕たちの戦争『僕たちの戦争』 (ぼくたちのせんそう) は2004年に双葉社から刊行された荻原浩の小説。および同小説を基に製作されたテレビドラマならびにラジオドラマ。概要2001年9月12日の日本、サーフィンをしていたフリーターの健太は大波に飲み込まれ
2007.06.05.Tue .No20 / みくのblog / PAGE TOP△

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